macOSをMontereyからVentura、VenturaからSonoma、あるいは以前のバージョン(Catalina、Mojave、High Sierraなど)からBig Surにアップデートするとき、何らかのエラーが発生して、「写真アプリにある写真が全て消えた」と、助けを求めている方がいます。
なぜ写真が消えるのか、どうすれば復元できるのか?この記事では、アップデート後に消えたMacの写真/アルバムを復元する方法を紹介します。
写真が消える理由は色々あり、具体的にどの理由で消えたのかを特定するのが難しいです。考えられる理由は以下になります。
よって、最新のmacOSにアップデートした後に写真が消えた場合、iCloud同期を有効にしたり、ゴミ箱を確認したり、マルウェアを見つけ削除したり、いらないファイルを削除して空きスペースを増やしたりすることで復元できるかもしれません。あるいは、MacのFinderでファイル名を検索し、写真ファイルがまだMacに存在しているのかを確認してみましょう。消えた写真はまだMacのどこかに保存されているかもしれません。
一番簡単かつ迅速にOSアップデート後に消えた写真を復元する方法は、専門のデータ復元ソフトを利用することです。簡単で操作できる上、復元する成功率も高く、時間も節約されます。
Cisdem Data RecoveryはMacの内蔵HDDから消えた/削除された写真や動画、音楽を復元することができる、もっともおすすめのデータ復旧ソフトです。macOS Sonoma、Ventura、Monterey、Big Surにアップデートした後に写真が消えて、しかもタイムマシンでバックアップを取っていない場合、このソフトを使って復元してみましょう。Cisdem Data Recoveryは消えた写真を復元できるだけではなく、復元する前に写真をプレビューしたり、破損した写真を修復したりすることもできます。
これでmacOSアップデート後に消えた写真を復元することができました。
Macの写真ライブラリは全ての写真ファイル、サムネイル、メタデータなどを保存するためのデータベースです。写真ライブラリにエラーなどが発生してしまうと、Macに保存している写真が消える可能性があります。ここでは写真ライブラリの復元に役立つかもしれない6つの方法を紹介します。
ライブラリフォルダを見つけたが、中に写真が見つからない場合、そのライブラリが壊れているかもしれません。幸いなことに、写真アプリにライブラリを修復する機能が提供されていますので、この機能で消えた写真を復元できるかもしれません。
1. ライブラリのFirst Aidを始める前には、まずタイムマシンでHDDのバックアップを取るのがおすすめです。
2. 写真ライブラリを修復するのに数時間かかる場合があります。この間にMacが遅くなりますが、ほかのアプリを使うことができますので、修復と同時にほかのことをするのが可能です。
修復することでiCloudとの同期が無効になる可能性がありますので、完了後に「写真」>「環境設定」>「iCloud」で同期を確認してください。
写真ライブラリのエラーを修復するもう一つの方法は、Macのディスクユーティリティを使うことです。Macで「ボリュームは正常に動作していません」、「写真アプリは予期しない理由で終了しました」などのメッセージが表示される場合、この方法を使ってみましょう。数ステップで簡単にMacで消えた写真を復元できるかもしれません。
修復完了後、Macの消えた写真が復元されたのかを確認します。復元されていない場合は、ほかの方法を使ってみましょう。
写真アプリに写真を読み込む際に、「項目を写真ライブラリにコピー」にチェックを入れていない場合、その写真のオリジナルファイルは元のフォルダに保存されます。もしそのオリジナルファイルを外付けHDDに移動し、そしてその外付けHDDをパソコンから外した場合、写真アプリでその写真を見つからなくなります。この場合、写真アプリの「統合」機能で消えた写真を復元できるかもしれません。
Macに複数の写真ライブラリがある場合、写真も消える可能性があります。この問題を解決するには、システムフォトライブラリーを指定して、写真、iCloud写真、共有アルバム、などのアプリケーション内のすべての写真への共有アクセスを作成する必要があります。
写真が消えたように見えるが、実際ただ非表示にされた場合もあります。また、写真をiCloudで同期している場合、ほかのデバイスで写真を非表示にすると、Macでもその写真が非表示にされます。非表示にされた写真を表示したい場合は、下記の2つの方法でできます。
写真ライブラリにエラーが発生していなく、そして有料のデータ復旧ソフトを使う前にまずほかの方法をやってみたいという方に、3つの無料で消えたMac写真を復元できるかもしれない写真を紹介します。
macOS SonomaまたはVenturaにアップデートした後、Macの写真アルバムが消えた場合、写真アプリの「最近削除した項目」を確認してみてください。
注意事項:
消えたMac写真を復元できないが、タイムマシンでバックアップを取った場合、タイムマシンで復元しましょう。
タイムマシンでバックアップを取っていないが、iCloudでバックアップしている場合、iCloudアカウントにアクセスして、消えた写真がクラウドにあるのかを確認してみてください。iCloudとMacとの同期を無効にしたかもしれませんので、同期を有効にして、消えた写真をiCloudからもう一度MacにダウンロードすればOKです。
Macにここ数ヶ月、または数年以上からの写真を保存している方がいます。大切な写真ですので絶対に失くしたくないですが、macOSのアップデートやほかの理由で削除されたり、消えたりする場合があります。それを防止するために、クラウドやほかのHDDにバックアップするのが一番重要なことです。
万が一、macOSアップデート後にMacの写真が消えた場合、上記の方法で復元してみましょう。専門のデータ復旧ソフトを使うのが成功率が高くなると思います。
本を読み、自分の感想を記録するのは鈴木の趣味です。そのため、Cisdemの編集者になるのは彼女に向いています。PDFの編集・変換方法についての文章を書くことに没頭しています。