メモ帳(Notepad)は、Windowsパソコンでテキストファイルを閲覧、編集、検索する最も便利なソフトの1つです。よくそれを使って.regファイルやログファイル、スクリプトを編集したり、メモをしたり、フォーマットせずにリンクやコンテンツをコピペしたりする方がいるでしょう。ですがメモ帳アプリを利用する際に、編集したメモ帳ファイルの保存し忘れや、誤った削除などのアクシデントが発生することは少なくありません。特に、パソコンに死のブルースクリーン(BSOD)が発生する際に、時間をかけて作ったメモ帳ファイルがなくなってしまい、思わず悲鳴を上げてしまう経験を持つ方がいるでしょう。
この記事では、保存し忘れた/削除された/消えたメモ帳ファイルを復元するいくつかの方法を詳しく紹介したいと思います。
Notepad++や他の文書作成/編集ソフト(例えばWord、Excelなど)と違い、メモ帳アプリには自動保存や自動バックアップ機能が搭載されていなく、ファイルを自動的に設定された場所に保存できません。とはいえ、保存ボタンを押してメモ帳ファイルを保存していない場合、その内容はパソコンのメモリに一時的に保存されます。Windows 10/11でメモ帳アプリの一時ファイルの保存場所は:
C:\Users\username\AppData\Roaming
パソコンがシャットダウンされると一時ファイルも削除されますので、PCのシャットダウンや再起動によって一時ファイルからメモ帳が復元できる可能性が低くなります。したがって、未保存のメモ帳を復元する前に、できるだけパソコンをシャットダウンしたり再起動したりしない方がおすすめです。
メモ帳ファイルの保存し忘れなんて、その作成にどれだけの時間がかかったのかを考えてみると、さらに心が痛くなってきてしまいます。この部分では、保存し忘れたメモ帳TXTファイルを復元する方法を4つ紹介します。信頼性が高く、高い復元率を持つ方法をお探しの場合、直接方法1を利用するのがおすすめです。
保存し忘れたファイルでも削除されたファイルでも消えたファイルでも壊れたファイルでも、どんな状況でなくなったメモ帳ファイルにでも対応でき、その内容を復元してくれる専門のソフトがあります。
Cisdem Data RecoveryはWindows 7からWindows 11までのパソコンで利用できる強力なデータ復元ソフトで、数多くの復元ソフトの中でも最も高度なデータ復元技術を持っていると言えるでしょう。全面的な解決法を提供し、いろんな状況で削除した/消えたファイルを復元するように尽力しています。Cisdemは、メモ帳のTXTファイルを含む1000種類のファイルを素早く復元でき、高復元率を有しています。
Cisdem Data RecoveryでWindows 11/10/8/7 PCの保存し忘れた/削除された/壊れたメモ帳を復元する操作手順
使用中のアプリやプロセスは、一時ファイルを作成し、tempディレクトリーに保存します。上記でも話しましたが、保存し忘れたメモ帳ファイルもこのtempフォルダに保存されている可能性があります。保存せずにメモ帳ファイルを閉じてしまった場合、パソコンをシャットダウンしたり再起動したりしていなければ、Windowsの一時フォルダにまだそのメモ帳ファイルの一時ファイルがあるかもしれません。
既存のメモ帳ファイルを編集し、保存し忘れた/思わず大切な内容を削除し上書きしてしまった場合、それを以前のバージョンに復元してみましょう。
ですが、ファイルを以前のバージョンに戻すことはファイル履歴機能が有効になっている場合のみ可能となります。ファイル履歴はWindows PCの標準機能で、自動的にファイルを外付けHDDにバックアップできますので、簡単にメモ帳を以前のバージョンに復元できます。
ファイル履歴機能を有効にしているユーザの場合、下記のステップに沿ってメモ帳を以前のバージョンに復元できます。
保存し忘れた/消えたと思っているが、実際そのメモ帳は我々が気づいていないうちにすでに新しいファイルとファイル名で保存されていることもありますので、念のためWindowsエクスプローラーでそのファイルを確認してみましょう。
「ついメモ帳を削除してしまった」「なぜかメモ帳ファイルが消えた」というのもよく発生するアクシデントの1つとなります。この場合、どうすれば削除された/消えたメモ帳を復元できるのでしょうか?この部分では、4つの方法を紹介します。
メモ帳が削除された/消えた場合、一番最初に確認すべきところはWindows 11/10のごみ箱です。一部のユーザの場合、ごみ箱のデータが30日間しか保存されないなど、自動削除設定がありますので、メモ帳が完全削除されないように、一刻も早くごみ箱を確認しましょう。
ファイル履歴機能はWindows 10/11パソコンでファイルをバックアップできる標準機能です。先ほどはファイル履歴機能でファイルを以前のバージョンに復元する操作手順を紹介しましたが、この部分では、ファイル履歴機能で削除した/消えたファイルを復元する操作手順も紹介したいと思います。ただし、上記でも紹介しましたが、この方法はファイル履歴機能が有効になっている場合のみ利用できます。
OneDriveでメモ帳ファイルをバックアップした場合、そのバックアップファイルをクラウドからローカルディスクにダウンロードすればメモ帳を復元できます。
バックアップがなくても削除したファイルを復元できる専門ソフトCisdem Data Recoveryの他、もう1つ使ってみる価値があるデータ復元ソフトはWindows File Recoveryです。
Windows File Recoveryは、Microsoftが開発したソフトで、ファイルの復元に役立ちます。無料で利用できるとは言え、コマンドラインを利用する必要がありますので、初心者の方にとって難しいところがあります。また、その復元速度もCisdemのような専門のデータ復元ソフトにおよばないです。そしてもっとも重要なのは、Windows File Recoveryでファイルを復元するには、そのファイルのファイル名が必要となりますので、ファイル名がわからない場合、この方法を利用できないかもしれません。
ヒント:Windows File Recoveryには、GUIバージョンも提供されています。「WinfrGUI」というソフトです。機能は完全に同じですが、もっと使いやすく、無料で利用できますのでおすすめです。このソフトが必要な場合、https://www.winfr.org/からダウンロードすれば利用できます。
メモ帳(Notepad)はWindowsに標準で搭載されているテキストエディタで、Notepad ++はDon Hoが開発した、テキストやソースコードを編集するオープンソースのプログラムです。メモ帳と比べて、Notepad ++の方がずっと高度で、テキストの編集に向いています。
メモ帳(Notepad)と違い、Notepad++には自動保存機能が搭載されています。「menu」>「Settings」>「Preferences」>「Backup」>「Enable session snapshot and periodic backup」で自動保存機能を有効にすれば、アプリを再起動した後でも、保存し忘れたTXTファイルを簡単に復元できます。
Notepad++の未保存のファイルは自動的にバックアップされ、Windows 11/10のローカルディスクの一時フォルダに保存されます。その自動保存場所は「C:\Users\USERNAME\AppData\Roaming\Notepad++\backup」となります。
拡張しが「.txt」のメモ帳ファイルはIT業界で広く使われています。メモ帳ファイルの保存し忘れ/誤った削除/原因不明の消失などが発生しないように、きちんとバックアップを取るのがお勧めです。万が一、大切なメモ帳ファイルを失くした場合、Cisdem Data Recoveryのような専門ソフトで復元するのが一番役に立つ方法でしょう。
本を読み、自分の感想を記録するのは鈴木の趣味です。そのため、Cisdemの編集者になるのは彼女に向いています。PDFの編集・変換方法についての文章を書くことに没頭しています。